【3053】ペッパーフード

【3053】ペッパーフード  

優待券のおすすめ度  クロス取引のしやすさ 

 

ペッパーフードサービスは、いきなりステーキ、ペッパーランチ、炭焼ステーキくに、牛たん仙台なとり等、主に「肉メニュー」を中心に展開をしている外食チェーンです。最近では、いきなりステーキが有名になり、あれよあれよと株価が上昇していきました。

 

そんなペッパーフードサービスの株主優待を紹介します。ペッパーフードサービスは、6月、12月が権利取得月です。

 

株主優待を取得するには、最低で300株が必要で、年に2回、下記の優待が取得できます。・300株以上1500株未満・・・3000円分食事券もしくは商品セット・1500株から3000株未満・・・6000円分食事券もしくは商品セット2つ・3000株以上・・・9000円分食事券もしくは商品セット3つ商品セットは、ハンバーグセットなどのようです。

 

ペッパーフードサービスの優待券のよさは、なんといっても① 500円単位で使えること!以前のペッパーフードサービスは、実は株主優待が2500円でした。その後、3000円になった時、1000円単位の株主優待券になってしまったのです。これは、使い勝手が悪かったです。ペッパーランチの一番人気メニュー、ビーフペッパーランチは700円(税抜)、ドリンクサラダセットにしても900円(税抜)だったからです。ところが、その後、すぐ500円単位の株主優待券になりました。もともと、おつりが出ない優待券なので、これで、ビーフペッパーランチを食べても、大丈夫になりましたので助かりました。

 

② 商品のサーブが早い!イオンなどのフードコートにも多く出店しているペッパーランチですが、商品のサーブがとても早いです。これが、子供連れにはありがたいです。かなり高熱の鉄板に注意する必要がありますが、余り待たなくていいので、「お腹すいた!」とわめく小学校低学年あたりの子連れにはとてもおすすめの店舗です。なお、ペッパーランチのビーフペッパーランチは、子供向けにコショウ少な目にも変更できます。いきなりステーキも、並ぶ必要はある店舗もありますが、商品自体のサーブは早いですよ。時間が限られている平日のサラリーマンランチにもおすすめです。

 

③ 糖質制限ダイエットにもおすすめ!いきなりステーキは、ご飯が別注文になるので、糖質オフの食事もできます。ランチだとご飯が付くのですが、「ご飯抜き」と注文時に言えば、そのように対応していただけます。また、料金はかかりますが、糖質が多い付け合わせのコーンも糖質が少ないブロッコリー等に変更が可能です。このように、お肉好きなファミリーやサラリーマン、糖質オフのダイエッターにはおすすめのペッパーフードサービスの株主優待券ですが、難点は、株価がかなり上がってしまっていることです。

 

平成29年11月17日現在で、株主優待券を取得するのに210万円強の資金が必要です。年2回3000円の優待券、配当利回りが0.03%、予想配当利回りが増配とはいえ0.21%、なかなか株主優待を取得するには、ハードルが高いです。

 

このような時にも使えるのが、クロス取引です。しかし、ペッパーフードサービスのクロス取引は、制度信用売りの在庫が少なく、なかなか市場に出回らないのが困りものです。

 

業績自体は、いきなりステーキ事業の大当たり、海外展開によって、増収を達成しています。このまま成長して欲しいところですが、また株式分割と、株主優待改善によって、多くの株主がより店舗に足を運ぶようになればいいなと、数年来の株主として願っています。

 

(東京都 T・Kさん 2017.11.20投稿)

 

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