【2590】ダイドー（Dydo）

優待券のおすすめ度　 クロス取引のしやすさ　

自動販売機や缶コーヒーを提供している企業のダイドーグループホールディングス。「こころとからだにおいしいものを」をキャッチコピーに事業展開しています。

「世界のバリスタ」「ダイドーブレンド」を主力のブランドとして缶コーヒーを販売しており、また自動販売機の設置台数も業界３位と非常に多くの設置をしており、近くに自動販売機が設置されている方も多いかと思います。

ダイドーグループホールディングスは年に2回下記の株主優待を提供しています。100株以上 3,000円相当の自社グループ商品

権利確定日は1月20日と7月20日となっています。この時期に株主優待を提供している企業は珍しいので、権利確定日を間違えないように気を付けましょう。

ダイドーグループホールディングスの株主優待は主に下記の商品を提供しています。・「ダイドーブレンド」「世界のバリスタ」などのコーヒー系飲料・海水ミネラル深層水のブランドである「miu」・ジャスミンティーやピーチティーなどのお茶系ブランドの「香茶」・ゆずれもんがメインのジュース系ブランドの「和果ごこち」・ゼリーとナタデココを振って飲むデザート炭酸の「ソーダゼリー」・多種類のフルーツ味のゼリーが楽しめる「くだもの屋さん」上記のブランドを主体として、約16～20種類の飲料と約4～8種類のゼリーが入っています。

主にコーヒー系飲料が主体となっていますが、その他にもジュース系飲料、水系飲料、お茶系飲料などバランスが良く入っており、缶のみではなく、500ml前後のペットボトルも入っており、ボリューム感があります。

ダイドーグループホールディングスの株主優待は3,000円相当となっていますが、豊富な商品が入っており、かなり充実した株主優待となっています。株主優待の雑誌やサイトなどのランキングでも上位になることが多いです。

例えば野村IRが発行している雑誌の「知って得する株主優待」で株主優待総合ランキング7年連続総合第二位を獲得しています。多種類のドリンクが入っていますので、万人受けしやすいのが人気の理由です。

またその他にも株主の特典としてDyDoグループの商品を優待価格で購入できる特典があります。株主専用WEBサイトにログインすることによって購入することができます。

パスワードは「DyDo Challenge 通信」に記載してあります。ダイドーグループホールディングスの商品はお歳暮やお中元などに利用できますので、贈り物が多い方にもおすすめできる株主優待です。

ダイドーグループホールディングスの株主優待の注意点は名前が似ている企業にダイドーリミテッド【3205】があるということです。ダイドーグループホールディングスと同じように株主優待を提供していますが、ダイドーリミテッドはアパレルメーカーであり、全く関連性のない別の企業です。

銘柄検索で「ダイドー」と入力するとダイドーリミテッドも検索されますので、株を購入するときは間違いないように注意しましょう。

またダイドーグループホールディングスの株主優待は利回りが低いのも注意点です。平成30年7月10日時点で株価は6,410円と高い水準で推移しており、100株購入するのに60万円以上必要となります。さらに株主優待利回りは1%を切っているため、利回りを重視する方にはあまりおすすめできない株主優待です。

今回はダイドーグループホールディングスの株主優待についてご説明してきました。ポイントをまとめますと・ドリンクとゼリーのセットが贈呈される・3,000円相当の商品だがボリューム感があり、人気が高い株主優待・自社商品のほかに割引特典もある

（北海道 T・Oさん　2018.07.19投稿）