株主優待券を貰うには

株主優待券を貰うには

権利付き最終日の取引が終わる15:00に株式を所有していれば、株主としての権利が確定し、その約3か月後に株主優待券が自宅に送られてきます。10万円以上もするような鉄道フリーパスなら簡易書留で、通常のお食事券などでしたら普通郵便で、また、箱に入った自社商品などでしたらゆうパックなどで送られてきます。また同じ時期に、「議決権行使書」が送られてきます。こちらは株主優待券とは関係がなく、株主として議案に対し賛否を記入する書類です。こちらは返送しない方が多いですね。

 

○権利付き最終日とは○

配当金や株主優待などを受け取る権利を得られる「権利確定日」に株主名簿に名前を載せるために、株式を保有しておく必要がある日のことです。権利付き最終日に株式を持ち越すことで株主名簿に名前が記載されます。権利確定日の3営業日前が権利付き最終日となります。権利付き最終日の当日中(株式相場取引中)に株式を売却した場合は権利を取得できませんので注意した方が良いです。※念のためですが、「権利確定日」と「権利付き最終日」は違いますのでご注意を。2017年の「権利確定日」と「権利付き最終日」はこちら

○権利落ち日とは○

配当金や株主優待などを受け取ることができる最終日の翌日(翌営業日)のことを指します。前日の権利付き最終日までに買って配当金や株主優待の権利を確定させた人が売るケースが多いので、多くの場合株価は前日よりも値下がりするケースが多いです。

 

 

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