実践編(個別銘柄)
具体的に、ある銘柄をある証券会社でクロス取引して、優待券のタダ取りを実践してみましょう。
【8848】「レオパレス21」の優待券のタダ取り例
優待内容はこちらわずか100株で、グアムにある「レオパレスリゾートグアム」の無料宿泊券を、半期に1度2枚貰えます。お部屋のタイプや実際の予約はこちら株主優待で宿泊できる部屋タイプは「ベルヴェデーレのスーペリアツイン」又は「ラ・クエスタBのコンフォートツイン」の2種類みたいです。
現在の株価:600円×100株=約定代金60000円
カブドットコム証券の手数料を確認するにはこちらインターネットで注文すると、約定代金10万円以下の場合、現物手数料は90円で、信用取引手数料は99円だということが分かります。
今回はカブドットコム証券でクロス取引します。現物で株式を購入した方が手数料が安く、買い方金利も掛りませんが、計算例を示したいのであえて信用取引で買うことにします。クロス取引は権利付最終日の10日くらい前に実行したとします。
(クロス取引のコスト)
①制度信用での買いと売りの手数料・・・・・107円×2=214円②買った時の「買い方金利」(年利:2.98%)・・・・60000円×2.98%×2日/365日=約10円③売った時の「売り方金利」(年利:1.15%)・・・・・60000円×1.15%×10日/365日=約19円
合計243円のコストで2枚の優待券を取得できます。
※この銘柄は、逆日歩を取られる可能性は低いですが、心配な方は制度信用ではなく、一般信用で売り建てても構いません。※信用取引で買った場合は、当日中に現引き(品受け)して下さい。※現物で株式を購入した場合は、買い方金利が掛りません。
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カブドットコム証券や松井証券では別ページの通り、未成年者でも口座開設できますが、未成年者の場合どこの証券会社でも信用取引はできません。この場合、子供が信用取引できませんので、前述の「実践編(家族間取引)」の通り、親権者が未成年口座の分まで信用取引で売り建てれば大丈夫です。家族間でも、買った株数と売った株数が一致していれば必ず株価下落リスクはありません。(ただし、後日、家族間で資産の移動が起こります。)
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家族4名で現物株式400株を購入し、親権者が代表して400株を信用取引で売り建てしますので、4名分の優待券が送られてきます。1名に付き、無料宿泊券を2枚貰えますので、合計8枚になります。お部屋はツインルームで予約できますので、2名と2名で分かれて宿泊しても、この8枚で4連泊はできますよ。
○用意する資金○
少なくとも60000円×4名=240000円必要ですので、合計243円×4名=972円くらいの取引コストで半期に1度ご家族で4連泊できます!※その他、信用取引する名義の方は、最低保証金として30万円必要になると思います。
※資金をたくさん用意できない場合、ご両親や親友などから借り入れ、共同購入してる方も多いようです。
※ちなみに、カブドットコム証券ですと、「売短」(返済期限が14日間のもの)銘柄を除いた、「一般(長期)信用」銘柄でクロス取引でき、かつ10万円以下の銘柄は110銘柄ほどありました。上記と同様の方法で100銘柄ほど優待券のタダ取りをすることができることになります!
※松井証券の手数料を確認するにはこちらちなみに、松井証券では「1日信用取引コース」を選び、1日の約定代金が10万円以下の場合、手数料は無料です。日経平均が17000円の水準だと、10万円以下の株価で優待を実施していて、かつ松井証券の「無期限信用」でクロス取引できる銘柄は、およそ25銘柄ありますので、このことは知っておいた方が良いです。
また、「信用売り」と「現物買い」の両方の売買で10万円を超えてしまう場合、手数料が発生してしまいますが、ここにも裏ワザが存在します。例)月曜日にAさん名義で10万円以下のC社株式を買い、同時にBさん名義でC社株式を信用取引で売る翌日、今度は逆で同じ銘柄をBさん名義でC社株式を買い、同時にAさん名義でC社株式を信用取引で売るをすると、どちらにも手数料は掛らず、2日間に分けて2名義でクロス取引が完成します。
取り合えず、下記の広告から入って、カブドットコム証券と松井証券で口座開設することをお勧めします。口座開設だけなら無料ですし、最低単位の優待で効率よく稼ぐならご家族の名義でも口座開設してしまった方が断然お得です!論より証拠、口座開設して、少しお金を入れて売買注文の出し方などを画面で操作してみる、ところから始めましょう!