【9601】松竹
優待券のおすすめ度 クロス取引のしやすさ
この銘柄の良いところは何と言っても2月・8月決算銘柄だということです。株主優待実施企業数は1年の中で圧倒的に3月が多いです。順に9月、2月、8月・・・と続きます。優待券のタダ取りとしては優待利回りが悪い感じがしますが、2月は他に有力な銘柄が無いためこの銘柄をお勧めします。優待券のタダ取りを主とした方は、2月と3月で立て続けに結構稼ぎます。
株価は1200円程度で、1000株から20000株まで、株数に応じて映画鑑賞ポイントや歌舞伎座などの劇場鑑賞券を取得できます。私は毎半期20000株(資金2400万円分)をクロス取引しているので、映画招待(最大48回)と演劇招待券16席を取得しています。
映画については、自分の行動範囲の中に映画館が無いので、使い切るのが結構大変です。ヘビーユーザーや大家族の方、お仕事で映画を鑑賞しなければならない方は有意義に利用しているようです。
演劇については、16席のうち12席が歌舞伎座で、残りの4席は新橋演舞場、三越劇場、浅草演芸場となることが多いです。劇場の指定はできませんが、あくまでここ3年間の実績ですと上記の割合となっていました。
インターネットでの予約はとても簡単で、約8回クリックすると予約完了できます。ものの10秒程度です。昨年からはスマホでも予約できるようになったので、お出掛け中や仕事中でも予約できるので大変便利になりました。
私はいつも2階の西側の桟敷席を予約します。2階の桟敷席は花道もよく見えますが、座席が舞台方向に向いていないので、左横を見ながら観劇する感じになります。イヤホンガイドは絶対に借りた方が良いです。実質数百円で借りれます。借りないとあらすじが分からず退屈します。歌舞伎座は最近建て替えましたのでとても綺麗です。地下のお土産物売り場は観劇の前に行くと期待が膨らみます。また、最寄り駅からも地下で繋がっていますので、雨の日でも濡れずに到着できるのも歌舞伎座の特徴です。
新橋演舞場の演目も面白いです。個人的には歌舞伎より好きです。特に1階席より2階席の方が舞台全体を見渡せますので良いかと思います。歌舞伎座より一回り狭いので、オペラグラスがあれば出演者の表情まで見えます。歌舞伎座や新橋演舞場内ではレストランがありますし、お弁当の販売もありますが、個人的には銀座三越などのデパ地下でお弁当やお惣菜を買って行くことが一つの楽しみです。持ち込みOKです。
このように、演劇鑑賞がお好きな方は是非松竹の株主優待を取得し、演劇を楽しまれると良いかと思います。毎半期20000株(資金2200万円分)をクロス取引すると、映画は48回も鑑賞でき、演劇は16席(定価1席12000円~18000円程度)も観劇できます。1年ですとこの2倍になりますので、銀行預金するより良いかと思います。
権利月最終日の1か月前からクロスして、権利落日に品渡による清算をすると、コストは全部で2~2.5万円くらいです。また、2400万円用意できない方は、親戚の方などと共同購入するとか。もちろん1000株(120万円)からクロス取引できます。
あと、うちは勤めてる会社でも利用してます。お得意様への接待で歌舞伎座や新橋演舞場のチケットをお譲りすると結構喜ばれますね。ちなみに、個人で株主優待券を貰うのが一般的かもしれませんが、法人名義でもクロス取引してこの松竹の優待券を貰うことできますよ。
日本人なら一度は歌舞伎座に足を運んでみてはいかがでしょうか?
(管理者より 2016.12.01投稿)管理者からの投稿でした。お粗末様でした。