株主優待券のタダ取り&上手な活用法をこっそり教えます。

軽傷編

○単位を間違えた○

クロス取引における、買い注文と売り注文の株数を間違えました。
買い5000株・売り5000株と出さねばならないのに、買い500株・売り5000株と出してしまい、翌朝の寄り付き間近まで気づきませんでした。
これは、発注後すぐに注文一覧表をチェックすれば未然に防止できますので、注文を出しっ放しにするのではなく、注文一覧の画面で必ず縦横チェックするようにしましょう。

○売り買いドテン○

買いと売りの両方の注文を入れなければならないのに、売りと売りの注文を入れてしまいました。
または、その逆もありますが、これも注文一覧表をプリントアウトして確認すれば間違いに気づきます。

○株主優待の「新規」「拡充」「廃止」を知らなかった○

よくある話かもしれません。5年間も株主優待券のタダ取りをしていると、去年の銘柄をそのままクロス取引して簡単に済まそうとします。マンネリです。
待てど暮らせど優待券が送られてこないので調べてみると、「そもそも優待制度が廃止になっていた」ことがありました。
これはコスト分の損失で済みますのでまだ「マシ」です。
新規で株主優待制度ができてるのに見逃してしまった時は結構悔しいですね。

○権利落ち日にクロス取引していた○

どうやら日にちを勘違いしていたようです。
権利付き最終日までは一般信用取引(抽選)で売るための株券を確保できなかったのに、突然確保できたので喜んでいたら権利落ち日でした。
3か月後に送られてくるはずの株主優待券が送られて来ないので、証券会社の注文履歴を調べてみたら、権利落ち日にクロス取引していました。
この場合は、単に手数料や金利、品貸料が無駄になるだけですので、後述の重症編に比べれば傷は浅いです。

○長期保有の資格を失った○

最近多いのは、長期保有すると通常の優待券に加えて追加の優待券を貰えるなどの特典が付くケースです。
「3年以上の保有とは・・・3年以上とは毎年3月末、9月末の株主名簿に同一株主番号で連続7回以上記載または記録されていること。」などと明記されているケースが増えました。
3月末、9月末の間に一度売却し、半年後の権利付き最終日までに買い戻し忘れて、長期保有の資格が途切れてしまったことがあります。
ちなみに、この株式を保有していない間に、運悪く「臨時株主総会」などが開催されたりすると、そこで一度株主名簿を作成しますので、株主名が連続せず長期保有が途切れるかもしれません。

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